日本財団、環境省共同事業「海ごみゼロアワード2021」
表彰式へ行ってまいりました
この度、海ごみ改め「漂着物」での制作、
作品として甦らせモノにもイノチがあることを伝える
「ORINASU スクラップでビルド」が環境大臣賞を頂きました。

今では拠点にもなっている福岡市今津にて
８年前ビーチクリーンのポスターを描いたコトから始まり
せっかく描いたし参加します〜
いつもキレイだからゴミ拾いなんて楽勝！
という具合で臨んだのですが

海がキレイなのは当たり前ではなく
キレイにしてくださってる方々と出会い
「キレイな海で遊んでほしいから」
という言葉が凄く刺さりまして

そんな方々への感謝の気持ちを込め
そして海、自然環境の実情を伝えたい！
てか漂流物って素材として良い！
これがゴミ？海に落ちてるから？
そのモノがある環境でゴミって呼ばれるってどうなのよ？

なんてブツブツ言いながら試行錯誤すること４年
日本の文化「さきおり」から着想を得て
異素材を織り重ねて一つの新しいイノチに甦らせる
織って成す＝ORINASUが生まれました

地域の方々と先生
カラフルで強固で素晴らしい素材達
これはナニカに使える…と初ビーチクリーン
の時からお持ち帰り袋を片手に
砂浜を練り歩いたのがつい昨日のコトのようです

日々、本当にたくさんの方々が取り組んでいて
私の制作や作業場所を提供して頂いたりと
お世話になりまくりで
今は九大うみつなぎでも、日々学びの連続で私なんぞひよっこですが

この８年間が、活動がというか
作品達が本当にゴミではなく
新しいイノチとして認められたんだなと
本当に甦らせてあげることができたんだなと
アーティスト冥利につきます

て壇上でコメントしたかったのですが
走馬灯のように今までがこみあげてきて
泣いて何も言えなかったです。

東京大学の津田先生から
ORINASUについてご説明頂き
壇上にあがる前の活動ムービーもめっちゃ良くて

ただただ自分のスキと好奇心で突っ走りそれが社会と繋がり広がって
まだまだ終わりではなく始まりです！！
また制作に勤しんで参ります！！
皆さま何卒よろしくお願いします！！

８年間の活動、出会いは書ききれないくらいで
簡単ながら長文ではありますがひとまず、ご報告でした
ORINASU は、まだまだ進化を続けます
今後とも、よろしくお願いします。